初心者女性5名の方が丹後一周されました

11月も末になり、気候も不安定で肌寒くなって参りましたが、そんな中弊社のツアーに申し込まれて、見事丹後を一周されました実際のお客様(T様御一行、女性5名、サイクリング初心者)のコースをご紹介いたします。

 ※お客様はお申込みの後、コースや食事処、宿泊先など弊社がご案内して計画されました。

2日間で走ったコース

1日目

9:45
橋立ベイホテルを出発

ほとんどがサイクリング未経験者だったのもあり、荷物のサイドバッグへの積み込みや、サドルの調整、コースの打ち合わせ、e-Bikeの使い方に慣れるのに30分ほどかかりました。

10:45
キコリ谷テラスを通過(15km)

山の谷間を抜ける府道53号線。最初は慣れないので、オペレーターはキコリ谷テラスでの休憩を想定していたのですが、e-Bikeは全然疲れず、そのまま通過されました。

でもキコリ谷は地域の美味しい野菜やパンを活かした素晴らしい雰囲気のカフェですので、余裕がある方は是非お立ち寄りをお勧めいたします。

ベイホテルから北に続く府道53号は大変風情のある道で、意外とアップダウンもなだらかで、楽しい林間サイクリングが楽しめます。特に53号終盤の奈具神社付近は、田園風景とかやぶきの東屋が、最高の雰囲気を醸し出しています。

10:47
府道482号線との交差点。そのまま竹野川沿いを北上(16km)

ここはオペレーターとして案内不足だったのですが、実はこの竹野川下りは、右岸の482号は道が狭く住宅の中を一部通るので、左岸の新道を行った方が気持ちよく走れます。

竹野川は、丹後半島最大の河川で、日本でも最初期に発生した古代「丹後王国」の文化発祥を担った歴史的な河川です。竹野川沿いには多くの古墳があり、河口にある間人は、丹後最大級の古墳のほか、様々な古代の逸話が残されています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E9%87%8E%E5%B7%9D

11:20
間人トンネルを通過、間人の海沿いを走る(25km)

ここでちょっと竹野川を離れて、間人へ。ちょっと回り道になりますが、間人は必見の価値ありです。カニで有名ですが、それ以上に海がキレイです。私個人としては伊根、天橋立を含めても丹後の海で一番きれいだと思います。また海沿いは車通り少なく、自転車にぴったりな道です。 ただ間人は歴史ある街だけに入り組んでいて、海側に降りる道がとても見つけにくいのでご注意(実際今回もお客様はちょっと迷いました。入り組んだ路地で迷って行ったり来たりできるのもまたe-Bike旅の醍醐味ですが)。

11:45~13:20
地産食堂ひさみでランチ&お買い物(28km)

行楽シーズンの土日だったのでひさみは11時台でも5組待ち!(そして予約はできない) ですがボードに名前を書いて、下にあるお土産ものやさんでお買い物。独特の「へしこの浅漬け」が自慢です。へしこは本来丹後の保存食で、私のいる伊根では特に塩がガッツリきいて、それはそれで良いのですが初心者には厳しい時も。ひさみさんの浅漬けはその塩をある程度抜いているので、へしことサバ本来の旨味だけを引き出した感じで、へしこ初心者にも優しいです。是非伊根産へしこも一緒に買って食べ比べてください! なお丹後では地域、集落、家ごとにへしこの味付けは違うので、「どこのへしこが一番良いか?」はタブーです(笑)

丹後一周のおすすめランチスポット
間人、網野の食事処
キコリ谷テラス

トトロの世界に迷い込んだような独特な山間の、開放的な雰囲気のある53号沿い。 おしゃれな店構えと地産の野菜、パンを使ったケーキ、ランチがとても美味しいです。 丹後一周の良い目印にもなります。 白亜のテントで風を感じるカフ […]

間人、網野の食事処
Organic Cafe てんとうむしばたけ

丹後の有機農業のパイオニアである梅本農場が、“いつでも誰でも気軽に楽しく。オーガニックをスタンダードに”というコンセプトのもと2020年5月にオープンしたカフェ。

間人、網野の食事処
地産食堂ひさみ

丹後北部、間人にある食事処です。大変人気のお店で、しばしば行列ができます。丹後の伝統食「へしこ」や地産の海鮮丼が有名です。

間人、網野の食事処
道の駅てんきてんき丹後

丹後半島北部にある道の駅です。丹後一周の重要な休憩地点で、ご当地メニューが楽しめるレストランやお土産物がございます。

充電ステーション
レストこのしろ

丹後半島の北端、美しい海岸線が並ぶ「丹後松島」を望むレストランです。春は桜もきれいです。下の敷地に馬がいて、遊びに行くこともできます。レストランには双眼鏡もあって、その景色を見ながらゆっくりとした時間を過ごせます。

伊根のスポット
舟屋日和

舟屋日和(ふなやびより)は、2017年にオープンした伊根湾沿いにある、カフェ・レストラン・バーなどがある観光交流施設です。

伊根のスポット
イネノソラGOHAN

伊根の山間部の集落、「筒川」にあるレストラン。 2018年にこの地にほれ込んだご夫婦が移住して、地域の食材を活かした中華そばとプレートランチのお店を開きました。 店主の人柄と料理の美味しさもあって、地元の人の行きつけです […]

伊根のスポット
蒲入水産漁港めし

丹後最高レベルの海鮮ランチ。水産会社が直営し、地元のおばちゃんが調理する、その質・量はずるい。

13:20~13:55
立岩と道の駅てんきてんき(29km)

間人のシンボルでもある「立岩」は太古から敬われ、かつて大江山の鬼を封じたものと言われてきました。

隣の道の駅てんきてんきのジオパーク情報センターに立ち寄られて、立岩をはじめとした丹後の不思議な地形の地学的な背景を知ると、とても趣深いものになります。

その隣の、立岩を見下ろす大成古墳群もおすすめです。

ここからはひたすら国道178号線(旧「丹後半島一周道路」)を一直線です。

(ちなみに「てんきてんき」とはこの地域の祭りのかけ声で、丹後は天気が変わりやすい「うらにし」気候なため、天気が続くように祈ったとされています。このうらにし気候は天気が不安定な反面、雲の形が目まぐるしく変わったり、海や山に光が差し込んだり、太平洋側や瀬戸内には見られない特有の「神がかった」丹後の雰囲気を醸し出します。それは、車では味わえない楽しみです)

14:00
屏風岩(31km)

よく絵にも描かれる、丹後最高眺望の一角です。海にそそり立つ不思議な岩もさることながら、田畑や淡い青の海とのコントラストが美しいです。国道178号線から眺められます。

14:10
丹後松島・レストこのしろ(32km)

屏風岩からトンネルを一つ抜けると、岩と入江が何重にも連なった不思議な光景「丹後松島」が広がります。日本三景のひとつ「松島」に景観が似ていることから名づけられました。ちなみに筆者は昔松島の近くに住んでいましたが、松島の光景とは大分違うとは思いますが、同様に不可思議で美しい眺めだと思います。

なお、展望所のすぐ隣のレストこのしろでは馬も放牧しており、ハンバーグランチやコッペガニ丼も美味しいですので、こちらでのランチや休憩もお勧めです。e-Bike(ヤマハYPJ)の充電もできます。

14:30
袖志の棚田(40km)

日本棚田百選にも選ばれた海沿いに広がる美しい棚田ですが、178号線沿いからは見えず、少し登らないといけません。今回は初心者のお客様で、スルーされましたが、余裕がある方は少し登ってみるのをおすすめします。(農道が細く車では基本行けないので、e-Bikeならではです)

14:40
経ヶ岬灯台入り口(42km)

明治に作られた、丹後半島を象徴する灯台です。海に囲まれた眺めはまさに絶景です。

灯台まで行くのは登山道を15分ほどかかりますので、今回はパスされました。ですが、本来なら是非見て頂きたいスポットです。景色もさることながら、この灯台を道もなかった当時職人が何カ月も泊まり込んで、140m崖下から岩を運び上げてこの白い石壁を作り、長年日本海交通最大の難所と言われてきた経ヶ岬に光を灯した、という日本の近代化を支えた遺産としてのストーリーを感じて頂きたいです。

上級編になりますが、手前の遊歩道をe-Bikeで行くのもおすすめです。

14:43~14:52
カマヤ海岸道(43km~46km)

経ヶ岬からトンネルをくぐると、お待ちかね、丹後一周のハイライトである「カマヤ海岸道」です。広大な日本海を見下ろす、約150mの断崖絶壁沿いを走る道路で、気分はまるでジェットコースター。昭和30年代に5年かけて通した、「丹後半島一周道路」最大の難所、「よくこんなところに道とおしたなぁ」と感動します。

下りで速度を上がりがちですが、カーブで先が見えにくいので、速度にお気を付けください。

15:06~15:20
浦嶋神社(49km)

浦島太郎の物語、それにはしっかりとした歴史書の裏付けがあります。その舞台となったのが、この伊根町本庄という地で、1000年以上前から浦嶋伝説が祀られてきました。宝物館には玉手箱も保管されています(公開には事前予約が必要です)。

神社の隣にある浦嶋館では、地産のイタリアン「ピエーノ」があり、e-Bike(ヤマハYPJシリーズ)の充電もできます。

15:25
本庄浜(51km)

同じく浦嶋伝説の舞台となったと伝わる浜。非常に海の透明度が高く、シーカヤックの名所でもあります。

しかしながら、ここから続く海沿いの道(町道野室本庄線)は非常にアップダウンが険しい道で、さすがのYPJ、ジャイアントシリーズをもってしても初心者には厳しく、T様も「今回のコースで一番しんどかった」とのこと。

この道を抜けた先には、伊根町唯一の旅館「油屋」があり、伊根町最高峰の眺望が拝めるのですが・・・初心者は無理をせず178号線を通ることをおすすめします。

16:00
【宿泊】やすらぎの宿 裳香庵(57km) ※残バッテリー55%

伊根の舟屋の5kmほど北にある、日本海沿いの温泉民宿です。今回T様たってのご希望で、「温泉とカニがあってお手頃のお宿が良い」とのことで、こちらをご案内いたしました。泉質とお料理のクオリティは折り紙つきで、特に地産野菜とお魚が自慢です。

女将さんも親切な方で、泊海水浴場まで来て、「そこから坂が厳しいから送迎しましょうか?」とご提案いただくも、T様は最後の力を振り絞って急坂を登ってゴール。

疲れた後の温泉と山盛りのカニコース、そして女将のもてなしは格別だったことでしょう。

丹後一周におすすめのお宿
  • (基本)朝早くから出て1日で1周したい方:橋立ベイホテル
  • (途中1泊)海鮮・漁師料理を食べたい方:漁師の民宿しばた荘
  • (途中1泊)温泉と料理自慢の民宿に泊まりたい方:やすらぎの宿 裳香庵
  • (途中1泊)美しい朝日と豪華海鮮の温泉旅館に泊まりたい方:油屋本館
  • (途中1泊)舟屋の宿に泊まりたい方:応相談(舟屋の宿は空きが少なく、また素泊まりが多く近隣の食事処も少ないため、確認する事項がいくつかございます)

2日目

9:15
裳香庵を出発

天候が優れなかったのもあり、舟屋群まで国道178号線でまっすぐ行くことをおすすめしました。

ですが、天気が良い場合、特に5月~9月は新井の棚田と徐福神社を経由する「新井崎街道」をおすすめいたします。

9:45-10:00
道の駅舟屋の里伊根(62km)

ここからはテッパンの観光コースです。1階が船のガレージ、2階が住居という独特の「舟屋」が5kmの湾沿いを230棟もビッシリと軒を連ねる様は、海上の京町家街のよう。それを一望できるのが道の駅舟屋の里伊根です。

10:05-10:15
舟屋日和(63km)

レストラン海宮、カフェ(INE CAFE)などがある観光交流施設です。ベンチもあり立ち寄り場所としても魅力的ですが、平日は11時から、休日は10時からなので早く行き過ぎると入れませんのでご注意ください。

10:20-10:30
舟屋の内部見学

舟屋を特別に内部公開しているお宅もございますが、基本的に個人の住居ですから、敷地に勝手に入らないようお気をつけください。

10:35-10:45
伊根の舟屋群(七面山駐車場)64km

伊根湾の中心部に突き出した駐車場です。舟屋の海側を、海を挟んで一番近くから見えるほか、30分で伊根湾を船頭のガイド付きで周遊してくれる「海上タクシー」もこちらから発着します。

10:50-11:00
向井酒造(64km)

古代米から作った「紅い日本酒」伊根満開で有名な酒蔵。創業250年以上で、建物や象徴の松が見所です。酒蔵でお酒や酒製品の直販もやっています。※現在コロナのため店頭販売休止中

11:10-11:20
伊根湾めぐり遊覧船のりば(65km)

25分で伊根湾を一周(1人800円、30分ごと運航)する遊覧船が発着しています。乗場はお土産物やフードコートがあり、特に最近登場した駅長肝いりの「伊根プリン(伊根の三野養鶏の平飼いの卵とヒラヤミルク使用)」やへしこコロッケはお勧めです。

12:17
元伊勢籠神社(80㎞)
元伊勢籠神社
12:20-13:10
よし乃やでランチ

お客様から相談を受けて、おすすめしたのがよしのやさんです。「カニを食べたい」という希望でお宿はカニコースですが、間人のカニ以外にも、丹後はこの時期有名な海鮮があります。まずは伊根のぶり。江戸時代から天下の名産として伊根の発展を支え、今も日本三大ブリと称されるブリは絶品で、特に鍋にちょっとつける「ぶりしゃぶ」は伊根の発祥とも。

行程上、天橋立で食べたいとのことでしたので、こちらをおすすめいたしました。よしのやは看板メニューのイカ丼の他、天橋立の海で採れるアサリ丼、セットには丹波黒豆のそばが付き、またあがりもあって団体も入りやすいです。

13:15-13:30
天橋立をe-Bikeで渡る

全長3kmの天然の海上の砂洲、天橋立は、自転車なら渡れます。未舗装路ですが、e-Bikeなららくちんです。

13:30-13:50
智恩寺、智恵の餅(83km)
智恩寺
江戸時代からつづく智恵の餅
14:00-14:25
天橋立ちりめん自転車道

天橋立で区切られた阿蘇海という海を一周する自転車道が整備されています。今回はその南側を走りましたが、やはりお勧めは北側。海に沿ってきれいな浅瀬を眺めながら、天橋立ワイナリーやワイン畑、平安時代から親しまれてきた天橋立の眺望「天平観」(国分寺跡)など、みどころがたくさんあります。

14:30
橋立ベイホテル(90km)※残バッテリー25%

今回のコース

T様、今回の情報のご提供とご協力ありがとうございました。

今回のコースは一例であり、お客様の旅行計画や季節によって他にもたくさんのパターンがございます。何度走っても走りつくせないほどの魅力が丹後にはございます。

皆様もぜひ、e-Bikeで丹後を楽しんでいただければと存じます。

e-Bikeをレンタルするのみで、全てをご自身で計画・手配されてもよいですし、

弊社セルフガイドパックをお申込み頂ければ、各種手配や不測事態時の回収までフルサポートいたします。

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