京都の桜サイクリングコース

E-Bikeでないと難しい、混雑を回避しつつ、静かで雅な京都の桜を満喫するサイクリングコースです。京都の桜は日本の花見文化の中核で、813年の嵯峨天皇による花見がその起源とし、以来1000年以上あらゆる権力者と庶民が京都の桜を育んできました。

近年はオーバーツーリズムでその風情も台無しと思われるかもしれませんが、実はそれはほんの一部。電車やバスで簡単に行けるところが芋洗い状態なだけす。1000年の歴史が育んできた美しい桜たちのほとんどは手付かずです。E-Bikeならそこに簡単に行くことができます。

*2025年の開花予想:3月27日〜4月5日

距離:25km

時間:3~4時間

獲得標高:30m(ほぼ平坦)

おすすめレンタル場所:京都E-Bikeツアー西院

西院でE-Bikeをレンタル

京都で唯一本格的なE-Bikeをレンタルしているショップです!

JR丹波口か阪急西院駅から歩いて10分です。事前予約推奨です。

詳しいルートをスタッフがお教えします。

鴨川

京都の桜といえばまずは鴨川!

西院から東に20分ほど走ると、鴨川に着きます。

鴨川は平安時代から貴族の花見が行われ、綺麗な川と河原町と桜の組み合わせは、まさに京都という感じです。

川の両サイドは自転車で走れる自転車歩道になっていますので、地上の混雑に係りなく快適に走れます。

祇園白川・宮川町

京都らしい風景といえば真っ先に上がる祇園。大きく北側の白川と南側の宮川に分かれます。両方とも昔からの芸者街が保存され、そこに咲く桜はまさに時代劇の一コマのようです。

特に白川は比較的空いているのでおすすめです。

平安神宮・岡崎公園

平安神宮は明治時代に平安京内裏を再現して創建された神社です。威容のある大鳥居と広場、内裏と桜が楽しめます。

拝観料がかかりますが、内部の庭園の桜も美しいです。

哲学の道(混んでいたら回避)

哲学の道は明治に引かれた琵琶湖からの運河沿いの遊歩道です。歩道と自転車歩道の2線があり、自転車で通れないことは珍しいですが、外国人に人気のスポットなので、混雑がひどかったら回避しましょう。

蹴上インクライン

「インクライン」とは運河で船を乗降させる特別な線路です。琵琶湖疏水は山を超えるため、一部区間をポンプで汲み上げていますが、昔はたくさんの小舟が物流をになっていたために、舟を上にあげるためのトロッコ線路が必要でした。

現在ではトロッコは走っていませんが、線路上を歩くことができ、桜もとても綺麗なところです。

山科疏水

琵琶湖につながる運河の一部で、個人的に一番おすすめのルートです。蹴上インクラインから国道を東に進み、地下鉄「御陵」駅から北に進むと入れます。

沿道は自転車歩道になっていて、人も少ないので快適に桜を楽しむことができます。

ターンベクトロンS5

折りたたみE-Bikeの最高峰として知られるE-Bikeで、小型ながらパワーと快適な走行性を備えています。

小回りも効くので、京都東山のようなエリアでは大活躍します。

もっと興味ある人は

金閣寺から嵐山の京都北・西部はサイクリングとしては京都で一番おすすめのエリアで、豊かな自然と歴史・文化がよく調和され、それを五感で楽しめます。

桜の量自体は少なめですが、古代から貴族や権力者のリゾート地であったため、とても趣深い春の景観があります。

金閣寺

言わずと知れた黄金の寺です。桜はほぼありません。

室町3代将軍足利義満が建てたもので、彼の住居でもありました。金閣寺自体も美しいですが、その周囲一体の華やかな北山文化が残る山間は非常に楽しいサイクリングコースです。

原谷苑

金閣寺から北東に登っていくと、山の裏側に原谷という地区があります。

北山杉などの木材を取り扱う村岩農園所有の桜苑で、桜の開花時季に合わせて公開されます。およそ4000坪もの広大な敷地が桜色に染まり、まるで別世界に訪れたかのような気分になります。

嵐山

嵐山は古代貴族の別荘地、保津川水系の物流拠点、そして南北朝時代の南朝側の拠点となったエリアで、応仁の乱や大火で焼失している京都中心部や東部と違い、多くの古代風景が残されています。

山に咲く山桜が、嵐山の古風な景観に一筋の鮮やかさを加えます。

平野神社

平野神社は桜を祀る神社で、江戸時代に花見が催され、花見が庶民文化として広まるきっかけになった地です。毎年桜祭りが開かれます。

ガイドツアー

レンタルでも回れますが、もし一生の思い出に最高の桜を見たいなら、ぜひプライベートツアーにご参加ください!専用のサポートカーとガイドが、ホテル・駅から送迎し、専属でガイドいたします。

伊根コース

前の記事

舟屋群一周コース