世屋高原ライドコース

世屋高原は、丹後半島中心部にある標高300〜500mの高原にある集落群です。夏でも涼しく、昔話のような集落と美しい山と海の景色は最高です。

世屋高原に通じる丹後半島の稜線を走る「丹後縦貫林道」は、その秘境感と起伏と絶景から、一部のサイクリストから熱狂的に支持されています。意外と標高差は少なく、スポーツタイプのE-Bikeを使えば初心者でも行くことができます。

コース概略

距離:標準コース40km、最短コース20km

時間:4時間

獲得標高:標準コース780m(やや登る)、最短コース300m(なだらか)

おすすめレンタル場所:天橋立駅前智恵くらべ、道の駅海の京都宮津案内所

詳細

天橋立駅前か道の駅でE-Bikeをレンタル

世屋高原はそれなりに登るので、モーターパワーのある本格E-Bikeがおすすめです。

特に下りは要注意で、街乗りタイプの自転車では長い下りでは制動力が足らずに危険な場面もございます。ディスクブレーキの自転車が安全で快適です。

天橋立を渡る

天橋立は長さ3.6kmの砂州ですが、中は遊歩道になっていて自転車で渡ることができます。

国道178号→府道75号

天橋立を渡った後は国道178号線を北進、その後世屋高原と書かれた分岐を曲がって府道75号線に入ります。

交通量が少ない割に道幅も広く、勾配も少ないので簡単に集落入り口まで登っていけます。

上世屋集落

最後の集落内の道は急ですが、登り切ると公営の休憩所(世屋高原休憩所)があります。トイレのほか季節の写真展示もあり、美しい集落をながめながら休憩するのに最適です。

初心者の方は、ここから来た道を引き返すと楽に帰れるのでおすすめです。自転車に慣れた方は、ここからがメインディッシュです。

丹後縦貫林道

車通りがほとんどないため、スピードの出しがちですが、落ち葉や石が転がっているため注意しながら走りましょう。

携帯電話はほとんどの区間で通じますが、バッテリーに気をつけましょう。

絶景ポイント

日本三景と称される天橋立や若狭湾を見下ろすことができます。天橋立の一部も見れます。

Googleマップ

府道53号→天橋立自転車道

縦貫林道から府道53号線に出て、天橋立に戻ります。

天橋立の西側の湾沿いにも自転車道があり、丹後ちりめん(シルク)のコンセプトカフェなどのお店もあります。

天橋立に戻ってゴールです。

おすすめの時期

4月2週〜3週(世屋の一本桜)

遅咲きの桜で、普通の桜の1〜2週間遅く咲きます。高原と棚田と海の絶景がセットになった素晴らしい眺めです。

5月中旬(水張り後の世屋の棚田)

この地域では概ねゴールデンウィーク前後に田んぼに水張りをします。水張り後の棚田はとても綺麗です。

田植え時期になると農業機械が動き回っているので、気をつけて走りましょう。

夏の暑い時期(丹後縦貫林道)

縦貫林道は標高も高く木々に覆われ、風通しも良いため夏でもそれほど暑くなりません。体感で下界との温度差は5度くらい違います。

灼熱の下界にいるのが嫌、クーラーが効いた部屋に閉じこもっているのが嫌な時には、縦貫林道の下りが最高に気持ちいいです。

登り中など暑いことは暑いので、水分はしっかり持ちましょう。

11月(丹後縦貫林道のブナ林)

地域のサイクリストから「紅葉林道」と称されるほど、縦貫林道の秋は美しいです。

特に日本でも希少になった原生林のブナ林に囲まれているので、関西ではなかなか見られないタイプの紅葉が楽しめます。

時期は下界の紅葉より1〜2週間早いです。

11月後半になると日本海側は天気が崩れるので気をつけましょう。

(なお弊社のレンタルバイクは悪天候の場合のキャンセルは無料です)

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